【産後と更年期のホルモンバランス】

出産後も更年期も女性ホルモンは急激に減少します。

月経が再開するまでは卵巣が機能していない状態なので

一時的に閉経した女性と同じ状態に。

生理が再開すれば卵巣の機能も回復し女性ホルモンが分泌再開していきますが、

40代で出産した女性の場合は生理の再開まで時間がかかることも。

再開しても周期が不規則だったり、中にそのまま閉経を迎えてしまうこともあるのです。

また40代後半は更年期世代でもあり。

更年期世代は女性ホルモンの分泌量は徐々に減少していき、やがて閉経に。

女性ホルモンは増えることもなく、女性ホルモンは年齢と共に減少を続けるのみです。

え~~~~っ!!減っていくのを食い止められないの?

女性ホルモンの減少に対しての様々な対策は可能です。

大切なことは女性ホルモンを増やすことではなく、

「女性ホルモンを補う」

「女性ホルモンを整える」

という考え方です。

女性ホルモンを補うという観点では、

医師による「ホルモン補充療法」や

「女性ホルモンの働きに似た成分のサプリメントなどを摂取する」という方法があります。

そして「女性ホルモンを整える」ことは自分自身でもできます。

今日はその3つの対策についてお話しします。

その1:ホルモンバランスを整える食生活

不規則な食生活、バランスの悪い食生活は女性ホルモンを含めた

ホルモンバランスの乱れにつながります。

規則正しい食生活、栄養バランスの良い食事を心がけていきましょう。

女性ホルモンと似た作用のある大豆イソフラボン

ホルモンバランスをととえる作用が期待できるビタミンEが含まれた食材がおすすめです。

パンやパスタなど洋食中心の方は和食中心にしてみることもおすすめです。

その2:良質な睡眠

出産後は夜間授乳や夜泣きなどで睡眠が分断されて睡眠不足になりがちです。

また更年期女性の半数は「不眠」になると言われています。

加齢に伴い睡眠は浅くなりがちなのですが、

「のぼせ・発汗・動悸」などの症状で深く眠れないこともあります。

睡眠不足となると自律神経のバランスが崩れ、女性ホルモンにも悪い影響がでます。

遅くとも12時には寝て、可能な限り7時間の睡眠を確保すること、

睡眠時間を確保するために昼寝をすることも有効です。

寝る前2時間は食べない、

寝る直前のパソコンや携帯電話は控える、

寝る前の熱いお風呂は控えるなどでも睡眠の質を上げることはできます。

睡眠からもホルモンを整える対策ができるのです。

その3:からだを積極的に動かす

身体を動かしたり適度な運動をすることは

血行を良くしたり、代謝を上げることにつながり

女性ホルモンを整えるうえでよいことであります。

また深い呼吸をすることも大切です。

運動をしながら筋力を回復させることも

産後、更年期が迫っている方には必要なことです。

「スクワット」「腹筋」といった

インナーマッスルと太腿のトレーニングは必須と言っても過言ではないです。

最後に

3つの習慣整えられそうですか。

一気に全部行うのは難しいと思います。

まずは一つずつ始めてみませんか。

ホルモンバランスと上手に付き合うこと、ホルモンバランスを整えることが

産後や更年期の不調をのりきるためには必要不可欠な要素となります。

ホルモンバランスとの付き合い方、整え方について詳しい内容については

「トータルケアコース」でお伝えしています。

食事・運動・睡眠を見直し、実践することで整うことを実感することができます。

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